さて、漢字の成り立ちイラストも最後のユニットになりました。感慨深い。(実は一部のユニットがまだアップできてないんだけど)
想像力の無い私にはけっこう難しい漢字のイラスト化。イラスト自体は単純なんですけどね。
※本来の漢字の起源・由来ではないものアリです。
漢字の成り立ち「部屋室窓開閉」(U.20A)
部 音読み: ブ [部長、部品]
「分ける」「グループに分けたもの」というような意味のある「部」という漢字。
とあるHPでは以下の説明がありますが、イラストにするのは無理!ということで、本来の漢字の成り立ちを無視。どうです?
形声文字です(咅+阝(邑)。「花びらの元のふっくらした子房の象形」(「拒む」の意味だが、ここでは、「剖」に通じ(同じ読みを持つ 「剖」と同じ意味を持つようになって)、「分ける」の意味)ともともとの…(引用:https://okjiten.jp/kanji467.html)
読みが「ブ」…「ぶ」ってもうおならしかないじゃん。
コーラを飲んでお腹が満腹になった人がおならした図にしてみた。ぶ?ブ?
意味のつながりは、ゼロです!
屋 訓読み: や [部屋、本屋]
朗報です。こちらの漢字は分かりやすい。住まいや家を表す「屋」です。
部首は屋根のような形のしかばね、そしてその中は「至」。
土に矢が刺さったイメージ…屋が刺さる、届く、至る。
室 訓読み: しつ [教室、図書室]
また、朗報。さっきの漢字「屋」と同じ部分がある。学習者にとっては混乱の元ですが。
部屋を表す「室」です。王室のように一族を表す意味もあります。
窓 訓読み: まど [窓ガラス]
「窓」は屋根があって、顔をしかめた人が悲しそうに外を見ている感じ~。
描いてみたけど、理由は説明できません。よく心の窓と言いますが。
ちなみに部首はうかんむりではなく、穴かんむりです。穴式のおうちにいる女の子です。
開 訓読み: あける、あく [開ける、開く]
もんがまえは「聞く」で既習済みです。
そこに両手を添えて門を開けるイメージです。
閉 訓読み: しめる、しまる [閉める、閉まる]
開けるの対義語「閉まる」。
お店に行ったら、閉まってた。Ohhh—、オオオ~
漢字の成り立ち「歌意味天考」(U.20B)
歌 訓読み: うた、うた(う) [歌、歌う]
口がいっぱいあるし、分かるよね。右には大股開いて立って歌う人がいます。
「飲」に同じ部分がありますね。
意 音読み: イ [意味]
上の「音」の部分は、こちらも参考にしてください。
「音」だけでは表せない「意」も「心」があれば大丈夫!
味 訓読み: あじ 音読み: ミ [意味、味]
部首は口へんですね。右側は「妹」でも見た「若い木」をイメージした「未」です。
若い木の実を口で味わっている様子。
ちなみに「味方」の「味」は、「御方」の当て字。
天 訓読み: てん [天気、天使、天国]
見たままです。人の上に「天」(そら)です。
考 訓読み: かんが(える) [考える]
腰のまがったおじいちゃん。杖も持たせてみた。
やっぱりおじいちゃんは考えてきた年数が違うね。
はい、これで以上です。
全部で220の漢字を描き切ったゾ。
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