みんなの日本語シリーズをまとめてみた:揃えておきたい本

日本語を教えるための教科書はいろいろありますが、「みんなの日本語」シリーズほど副教材の揃ったものはありません。世界でも1番よく使われている日本語教科書です。

ここではこの「みん日」シリーズの全冊をまとめて紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「みんなの日本語・初級」シリーズ

本冊&分冊(翻訳・文法解説)

「みんなの日本語」初級Ⅰ・Ⅱ 本冊

まずはメインテキストの「本冊」です。これがないとお話になりません。(ローマ字版もあり)。私の所属機関は第5課あたりまでローマ字版を使用し、以降ひらがな版にしています。

音声についてはMP3が出版社のスリーエーネットワークのページで無料ダウンロードできるようになっています。すごいっす。

「みんなの日本語」初級Ⅰ・Ⅱ 翻訳・文法解説

ご存知のとおり、世界のいろいろな言語で翻訳・文法解説が出版されています。

「みんなの日本語」書いて覚える 文型練習帳

この「文型練習帳」は各課、異なる練習問題が用意されていますが、イラストも多く、シンプルで取り組みやすい練習問題集です。私は特に導入クラスでここのイラストを使ったりしています。

「みんなの日本語」標準問題集

基本的にクラスでは使用しない問題集です。
学生がテスト前の自宅学習で使用できる復習問題集ですね。

私が勤務する日本語学校の定期試験は日本語能力試験(JLPT)の問題形式にしています。この標準問題集をやっておけば学生は安心ですね。

「みんなの日本語」聴解タスク25

第2版の「聴解タスク25・Ⅰ」は昨年(2017年)出版され、「聴解タスク25・Ⅱ」は今年(2018年)の7月に出版されるようです。 2018年7月23日発売予定のようで、アマゾンには既に掲載されています。

そして、さらに嬉しいニュース。

音声だけであれば、無料でスマホアプリが利用できます。これでCDを持ち歩く必要はありません。*スクリプトの表示は別途課金されるそう。

「みんなの日本語」初級で読めるトピック25

次は読解教材の「初級で読めるトピック25」です。

授業ではテキストを読む前に、そのテキストに関係した内容でQAなどウォーミングアップし、そのあと読みます。また、時間に余裕がある場合は読解テキストに似たテーマで作文もできます。

「みんなの日本語」やさしい作文

タイトルどおり、作文を練習するためのテキストです。

ただし、時間に余裕がない民間の日本語学校のクラスなどでは導入が困難かしら?
大学の日本語学科や日本語専攻などのクラスでは、初級レベルから作文もどんどん取り入れるべきで、このテキストが役に立ちます。

他にも作文練習のテキストはいろいろありますが、初級から始められる作文テキストはあまりないので、この本はおすすめかな。


みんなの日本語初級 第2版 やさしい作文

漢字用教材

外国人対象の日本語教育用の漢字テキストは本当に本当にたくさん出版されています。日本でだけなく、海外でも多く出版されているので相当な数です。

私も数冊か使ってきましたが、時間に制限のあるカリキュラムで「みんなの日本語」を使っている場合は、この同シリーズの「漢字」が断然おすすめです。

ただ、このテキスト、各漢字の提出順序に使いにくさを感じることもあります。例えば、最初のユニットのほうで「聞」が導入され、後で「耳」が出てきたりするんですよね。でもね、

これは、本冊の語彙の提出順序がベースになっているので、
漢字学習において新しい語彙を覚える必要がありません。すべて既習語彙!学生にとって負担が少ないテキストです。これは大切なポイント。

 

テキストだけでは説明が足りないので、私は授業でそれぞれの漢字の成り立ちをオリジナルのイラストで紹介しています。イラストはこのブログでも共有しているので良ければご利用ください。

【漢字の成り立ちをイラストから学ぶ】初級漢字200のリスト
...
「みんなの日本語」漢字 英語版
「みんなの日本語」漢字練習帳

こちらの「漢字練習帳」は毎回の授業で漢字クイズとして利用することができます。パンチの穴付きで切り離して使えるようにもなっています。

「みんなの日本語」視聴覚教材

「みんなの日本語」初級 会話DVD

課によっては第1版のビデオのほうが分かりやすいので、普段は併用しています。

第2版は字幕などの設定も細かくできるようになっています。教師なりたての頃に使っていたVHSからは考えられないテクノロジーの進歩。オバさんびっくり、すごいわ~。

難点はバックミュージックの音が大きすぎること。会話の声が聞こえにくいー。音声ソフトなどを使えばそれも解決できるんでしょうが…

日本語教師用「みんなの日本語」

ここからは教師用の本になります。セールスするわけではありませんが、全部揃えておきたいですね。

「みんなの日本語」教え方の手引き

皆さまご存じ日本語教師の虎の巻です。

日本語教師初心者ならまず手に取る本ではないでしょうか。私ももちろんこの手引きには大変お世話になりました。(今もですが)

kindle版もあるので、デジタルで持っておくのもいいですね。何せ教師という職業は手荷物が多い。CAさんのようにスーツケースをゴロゴロ引いて毎日出勤している同僚もいますが…本は重い。

そして、もう1つ。なんと、教え方の動画も販売されているんです。値段も安くて432円。

サンプル動画を見ましたが、日本語教師初心者の方にはもってこい。真似してやっていけばいいのですから。中級でも出るといいのになー。

私の普段の授業もこのサンプル動画と似た感じだと思うんですが、正直いつもつまらない授業をやってる同僚にも見てほしいなと思いました。私は授業のあとはエネルギーの消費でどっと疲れが出るのですが、つまらない授業?、活気の無い授業をやってる同僚にそんな様子はありません...愚痴になってしまいましたが、本当の話だし、ま、いいよね。

 

「みんなの日本語」絵教材CD-ROMブック

私はこの絵教材がなかったらクラスができません。

大げさかもしれませんが、神様のような存在です。

語彙練習で絵カードを使うのですが、この絵カードで大切なのは、

何を示すのか一瞬で分かる絵であること。

教師なりたての頃は、このかわいいとは言えない絵カードが好きではありませんでしたが、今はこのシンプルな絵カードの意味が分かります。色がついた派手な絵では語彙の習得に集中できませんからね。

第2版ではCD-ROMになり、値段もとっても安くなりました。有難いー。

「みんなの日本語」導入・練習イラスト集

こちらの「導入・練習イラスト集」も重要度の高い教材です。第2版では「教え方の手引き」に練習Cや会話のイラストなどが含まれているのですが、各課の導入で必要なイラストはこちらの本を利用することになります。もう何度お世話になったか…買う価値ありです。
導入だけでなく、このイラストを使ってクラス活動もできます。


以上、「みんなの日本語」シリーズを全部紹介しましたが、皆さまの購入前の参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました