助数詞「-歳」
助数詞(-歳)の導入です。
教科書「みんなの日本語」では、助数詞は第11課で取りあげられる項目ですが、よく使うものは第11課以前の課でも少しずつ導入されます。
スミスさん、自己紹介で年齢を言います。
わたしは29歳です。
「みんなの日本語」の課が進むごとに、ミラーさんのプライベート情報が増えていきますな。
私が教師なりたてのときは私より年上だったミラーさん…今じゃ年下の男の子。いいなあ、ミラーさんは。永遠の28歳。
数字(11~99)の導入
コースの初めのクラスで数字の1~10は導入済みです。
ここでは年齢の言い方を導入するので、年配の学習者のためにも99までの数字を導入しておきましょす。
数字の練習には、フラッシュカード(無料ダウンロード)を使うと良いっすよ。
助数詞「-歳」のまとめ
※「ー歳」の場合に発音が変わる数字は、表の中で色を変えています。
注意 特に、4(よんさい)と9(きゅうさい)に注意です。
「9歳」は「きゅうさい」で「くさい」ではありません。鼻をつまんで「くさい」じゃないよとつまらないBBAの冗談を何十回と言っています…(でもみんな笑ってくれるよ。)
疑問詞「何(なん)」
疑問詞は第1課の前半で「だれ」が導入済みです。ここでは年齢を聞くための「何歳」の「何(なん)」を導入します。
世界共通で、女性には「おいくつですか」と聞いたほうがいいということも忘れず確認を。
山田さんは何歳ですか。
安倍さんはおいくつですか。
また、安倍さん。
「おいくつ」を使うと、丁寧に年齢を尋ねることができます。
余談ですが、日本人(アジア人)は欧米人と比べると幼く見えます。
私は教師なりたてのとき、学生たちに舐められぬよう、わざと老けて見える服を選んで授業に出ていました。大学講師なのに16歳の女子高生が授業をやってると言われたこともあります。今はすっかり年相応のアラフォーで、誰もそんなことは言ってくれませんが。 :(
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