ここでは主に数字の「漢字の成り立ち」を絵を使ってまとめました。
外国人のための日本語の授業でぜひ使ってください。
漢字の成り立ち「一二三四五六七」(U.2A)
一 音読み: イチ 訓読み: ひと(つ) [一月、一日]
二 音読み: ニ 訓読み: ふた(つ) [二月、二日]
三 音読み: サン 訓読み: みっ(つ) [三月、三日]
四 音読み: シ 訓読み: よっ(つ)・よん [四月、四日]
五 音読み:ゴ 訓読み:いつ(つ) [五月、五日]
マッチ棒5本で表す「五」です。ごく普通の成り立ちの絵。
六 音読み: ロク 訓読み: むっ(つ) [六月、六日]
ちょっとFBのいいね!みたいですが、親指を立てて「6」を示しています。
七 音読み: シチ 訓読み: なな [七月、七日]
漢字「十」の途中を刀で切って「7」を示しています。
漢字の成り立ち「八九十百千万円」(U.2B)
八 音読み: ハチ 訓読み: やっ(つ) [八月、八日]
親指と小指以外の3つの指を折って「8」を示しています。
九 音読み: キュウ・ク 訓読み: ここの(つ) [九月、九日]
ひじを曲げ、1から9までの数字をまとめている様子から。
十 音読み: ジュウ 訓読み: とお [十月、十日]
10の棒を横で束ねたイメージです。
百 音読み: ヒャク [百、二百]
「百」の部首「白」の起源は頭蓋骨です。骨の色が白色であるところから来ているようです。その「白」の上に数字の「一」をのっけて「たくさん」を意味している「百」です。
千 音読み: セン [千、二千]
説明をしても学生の反応はイマイチなのですが...数字「十」に「一」をのっけて、「百」同様、「たくさん」を意味しています。
万 音読み: マン [万、二万]
これまた盛り上がりにかける漢字...(別に盛り上がらなくてよいのですが。)
一画目の「一」は人の頭のイメージで、その下に手足がある「人」、「たくさん」の人、数の「万」という意味です。「百」、「千」と同じですね...
円 音読み: エン [千円、~万円]
「円」=「お金」ということで、銀行の入り口のイメージです。
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