やっと週末ですねー。でも、もう9月ですねー。時が過ぎるのが早くてちょっと怖いです。
40代を充実させたい私、ちゃんとしろ!やることいっぱいあるでしょーが。
ということで、今回はずっとやりたいやりたいやりたいと思っていたことをやっとやったので、共感してくださる日本語教師の皆さまにシェアします。
作文練習用の添付レート、ん?違う違う。「テンプレート」の共有です!
作文練習「SNSに書いてみよう!」
最近の新しい教科書の「書く」練習には、「SNS」を想定したものがたくさん出てきます。
まあ、私たちの日常生活で書くことっていったら、フェイスブックだったり、インスタグラムだったり、ツイッターだったりと、SNSが多いですもんね。これは学習者も同じです。
比較的新しい教科書「まるごと」では入門の段階で、「友だちに家に招待するメールを書く」という目標(Can-do)が設定されていますし、中級レベルでもいろいろなテーマでSNSに書いてシェアしよう、という作文練習がたくさんあります。
大学生であれば、アカデミックライティング、社会人であれば、ビジネスのためのe-mailの書き方なども必要かもしれませんが、まずは、実際の生活で最もよく使うSNSへの投稿からやってみるのがほんと~うにおすすめです。
これまではただ単に「先週したことについて書いてみましょう」と指示していたことを、「SNSで友だちに読んでもらうために、書いてみましょう」と、目的を加えることで、学習者の興味ややる気も変わってくる気がします。
また、これまでの一般的な「作文練習」と「SNSに書くこと」の違いに、「文体」の違いがあります。
フォーマルの文章では「~ですが、~」としていたところを、「~けど、~」と書いても、おk 許容されます。許容範囲が広がる=自由度が増すことで学習者にとっての「書く」ことへのハードルはぐっと下がります。もっと楽しく、そして、「もっと書きたい!」というモチベーションアップにもつながるのではないかと思います。
もちろん自由だからといって、ビジネスレター、論文、手紙、日記…等、用途によって文体を使い分ける指導を無視してはいけませんが、SNSや携帯のメッセージ等で使われる書き言葉は「打ち言葉」という位置づけもされています。2018年には文化庁から「分かり合うための言語コミュニケーション(報告)」という発表もされているので、読んでみると面白いと思います。
作文練習(SNS)のテンプレート(Google Docs)・ダウンロード
皆さま、Googleのアプリ、Google Docsは使われたことはあるでしょうか。
無料で使えて、「書く活動」に最適です。
使い方も簡単です。手順は次のとおり:
- 教師が用意したドキュメントを学習者に共有する(右上ボタン)
- 右上のアカウントの画像の下にあるアイコン(鉛筆 or 吹き出し)をクリックし、「編集モード」にする
- 添削をする
添削(編集)をすると、上のイメージのように、黒ではなく、異なる色で編集がなされます。
学習者のエラーを消してしまうのではなく、上書き編集がなされ、必要であれば、編集箇所ごとにコメントを記入することもできます。(画面右側)
今回、私が作成したテンプレートはフェイスブックを真似たものです。
学生が自由に変更できる箇所は、以下の4か所:
- 名前(あなたの名前)
- 投稿日
- プロフィール写真
- テキスト(ここに書いてください)
「いいね」ボタンを押した「ブラッド・ピット」は都合により、変更できませんww
また教師は、課題を作成した際、青字のハッシュタグ(#)の箇所も変更できます。
課題のテーマをハッシュタグで書いておくと分かりやすいかもしれません。
フェイスブックテンプレートのダウンロードはこちらから。
ドキュメントは「閲覧モード」になっているので、使用の際は、ご自身のGoogleドライブに保存してください。
保存方法は、左上のメニュー「ファイル」をクリック、「コピーを作成」でできます。
—
これで、「書く活動」がもっと面白くなるんじゃない?
コメント