「みんなの日本語」第15課の教案&導入イラストです。ここで導入される文型は、〈て形〉+います(状態、身分・職業)です。
第14課で初めて【て形】が導入されましたが、多くの学生はまだまだ活用に時間がかかってしまいます。毎回のクラスのウォーミングアップでしつこく【て形】の練習をしましょう。
活用練習にはこちらの「動詞・フラッシュカード」が便利です。
〈て形〉+います(結果の状態)
練習A3 Vて形 います(結果の状態)
大阪に住んでいます。
結婚していますか。
いいえ、結婚していません。
独身です。
独身です。
この質問をする相手や状況には注意が必要ですが…
山田さんはお金をたくさん持っています。
お金を持っていません。
ポイント
- 所有を意味する「~があります」と「~を持っています」は同じ意味。助詞が異なることに注意する。
- 「~を持っています」には2つの意味がある。「何かを手に入れた結果の状態として所有している」という意味と「今、手に持っている」という2つの意味。
- 「用事・約束・ 時間」には「~を持っています」は使えない。
~を知っています
カリナさんの電話番号を知っていますか。
…はい、知っています。
シルバさんの誕生日を知っていますか。
…いいえ、知りません。
「知っています」の否定形は「知っていません」ではなく、例外で「知りません」になることに注意します。
例外は試験に出るのが鉄則です。
作って/売って/使っています
IBMはコンピューターを売っています。
IBMはコンピューターを作っています。
Vて形 います(身分・職業)
スミスさんは去年日本へ来ました。
今、大阪で働いています。
日本語の学校で働いています。
日本語の学校で日本語を教えています。
第1課で導入した「わたしは教師です」と同様に、職業や身分を述べることができる表現です。
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