「~てあります」(結果の状態)【みんなの日本語・第30課の教案&イラスト】

英語で書いてある 東京 地下鉄 駅名
日本語・教案 「みんなの日本語」初級Ⅱ
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こんにちは。今日は「みんなの日本語」第30課、結果の状態を表す「~てあります」の教案とイラストです。

とその前に、今日の李さんのビデオはこれ!テーマはマグノリア🌸

実はうちのお向かいの家に立派なマグノリアの木があるのですが、梅より早く咲く木なので、毎年マグノリアが咲いているのを見て、春の到来を感じています。

でも、びっくりしたのはこの李さん、マグノリア食べていた...しかもこの大きな花、1輪丸ごと天ぷらに。おいしいのかなあ。自然の花を使ったコロンや化粧水まで手作りする李さん、ほんとすごいです。

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~てあります(練習A1)

前回の第29課では自動詞を使った結果の状態を表す文型「…が自動詞(~て)+います」を勉強しましたが、今回の第30課では自動詞ではなく、他動詞(意志動詞)を使った結果の状態を表す文型を導入します。

この課のポイントは「自動詞(~て)+います」と「他動詞(~て)+あります」の違いをはっきりさせることです。以下の例文を使って確認していきましょう。

「~ています」自動詞 VS 他動詞(意志動詞)

寒がりのミラーさん、震えています。かわいそうに。

寒い 窓 開いている

 あっ! 

あっ 寒い

 あっ、窓が開いている! 

窓が開いている 寒い 自動詞

ミラーさん、今、気が付いたのですねえ。
部屋の窓の状態を「(自動詞)ている」(第29課)で表現。

 

そこへ山田さん、登場。

 ミラーさん、あのね、開けてあるんです。 

開ける 窓 くさい におい けむり たばこ

 

 えっ!?寒いのに、何故? 

くさい におい けむり 窓 開ける

 たばこのにおいです。くさいから、開けてあるんです。 

たばこ くさい 窓 開ける 煙 他動詞+てある

 

「くさいから開けたのよ」という意志のもとの結果の状態なので、「開けてある」になりますね。

 

指導のポイント

  • 「(他動詞)てあります」は意図的に行われた行為の結果(状態)を表す。(⇔「(自)ている」は自動詞(無意志動詞)で人の意志が表れていない。)

 

他にもこんな例文はいかが?

 

所変わって東京の地下鉄...

見て見て~!

 

 英語で書いてあります。日本の地下鉄、親切でしょー? 

英語で書いてある 東京 地下鉄 駅名 他動詞+てある

こちらも「日本語が分からない方が利用しやすいように書いた」という意図ありの結果の状態です。

 

否定の形の例文も見ておきましょう。

「この本、誰のですかー?」

誰の?

 

 名前が書いてありません(みんな同じ教科書使ってるんだから名前必須でしょ!BBA教師の怒り) 

名前が書いてありません てあります 他動詞 意志動詞

 

ここで学生の教科書やノートの名前チェックです。

「〇〇さん、名前書いてありますか?」
‐‐‐(書いてない)‐‐‐
「じゃ、書いてください。」

 

「~てある」のクラス活動アイデア(インフォメーションギャップ)

存在の「あります・います」でよくあるインフォメーションギャップによる活動練習ですが、暇な私、絵を描いてしまいました。

でも、思いつきで描いたものなので、インフォメーションギャップの練習としては使いにくいかもしれない…授業の時間に余裕がある場合、使ってみてください。

イラスト➀

インフォメーションギャップ あります

イラスト➁

インフォメーションギャップ 活動 あります

わざわざ印刷などせず、パワーポイントを使って1分間イラスト➀を見てもらい、そのあとイラスト➁を見ながらイラスト➀と異なる部分見つけてもらう方法がいいかもしれない。
(例:「靴はどこにありますか?」「ベッドの下に置いてあります」)

 

そして、最後はお決まりの「学生のお部屋のお絵描き」です。
「みなさんの部屋はどんな部屋ですか~?描いてください~!」

上手下手、老若男女問わず、みんな楽しくやってる活動です。勉強漬けの日々の癒しの時間としてぜひ取り入れましょう。(宿題でもいいね)

描いたあとは、クラス全体で発表会。これでもかというくらい「~が~に~てあります」を使う練習になりますよ。


以上、第30課前半の教案&導入イラストでした。
第30課・後半(もう~てあります/~ておきます)の教案はまた明日。

ちょっとね、今からゾンビ狩りに行ってきます(ゾンビゲームの地球最後の日にはまってて)。
最近は日本の家族とよりこのゲームで知り合ったゲーム友達(ゾンビ好きな日本の主婦たち!)とのチャットのほうが多い…ゲーム好きの学生たちもこうやって他国のお友達を増やしてるのかなあ?グローバリゼーションだなあ…

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