第25課の最後の文型です。
第25課ではミラーさんが大阪の友人に別れを告げ、東京へ旅立ちます。(お引越しです)
理由は転勤で、会話ビデオでは「おめでとう」と祝福されていますから、恐らく栄転です。すごいね、ミラーさん。私と大違いだわ。
文化紹介として日本のビジネス事情を教えるかどうかは各コースで異なると思いますが、「おめでとう」とあるので、全く触れない訳にはいかないですよね…
では、逆説の仮定条件を述べる「~ても」の導入です。
〈て形〉/〈い形容詞〉くて+も、~(練習A4・上半分)
ここで学ぶ「~ても」は会話ビデオでミラーさんにお別れをしている木村さんのセリフに使われています。小澤征爾のコンサートは断ったくせにね。
「東京へ行っても、大阪を忘れないでくださいね。」
あしたは楽しい日曜日♪
雨が降ります...??!
T:では、スミスさんはというと...?(以下のイラストを見せて、学生が発言するのを待つ。気づきの時間。)
T:スミスさんは、雨が降っても、ジョギングをします。
〈な形容詞〉/〈名詞〉で+も、~(練習A4・下半分)
T:そして...
T:スミスさん、風邪を引きました。(雨の中のジョギングが原因です)頭が痛いです。薬を飲みました。まだ頭が痛いです...
T:薬を飲んでも、頭が痛いです。
いくら~ても(副詞「いくら」)
この逆説の仮定条件「~ても」に副詞の「いくら」を使うことで表現を強調することができます。
T:田中さん、お金がありません。ですから...
T:どら焼きを買いません。どら焼きは安いです。でも、お金がありません。
T:いくら安くても、買いません。
「~ても」? VS「~たら」?
最後に、この課で学んだ「~ても」と「~たら」のどちらを使えば良いかを考える練習をしておきましょう。以下の例で考えてもらいます。
T:皆さん、ピーマンが好きですか?ここに男の子と女の人がいます。二人はピーマンが好きじゃありません。でも...
T:男の子はピーマンが嫌い、食べます...?
S:ピーマンが嫌いでも食べます。
T:では、女の人は?食べません...嫌い...
S:嫌いだったら、食べません。
T:皆さんはどちらですか?
S:(笑)
ということで、今日の授業も楽しくできました。
第25課終わったぞー!
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