【教案&導入イラスト】「中級へ行こう(第2版)」第3課

コロナウィルスの感染地域が増え続けていますが、皆さまのお住いの地域は大丈夫ですか?

日本では学校が休校になり、日本語学校もオンラインのクラスに切り替えるなど対策がとられているようで。

コロナウィルスは感染しても80%は軽症で済むそうですが、うちは子どもが喘息持ちなのでちょっと心配です。ユナイテッド航空はアメリカ-日本間の便を減らすと公表したし、日本に一時帰国するのも今は困難。本当にいつ収まるのか…

 

では、気を取り直し、「中級へ行こう」第3課の教案です。

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「中級へ行こう」第3課・本文

この課のテーマは『最近の子ども』です。
スマホの話が出てきますが、この手の話は2,3年で内容が古くなってしまいますね。

この「中級へ行こう」も第1版では2001年のデータが使われていましたが、さすがに古すぎて第2版が出版され、ホッとしました。授業、やりにくいですもんね。でも、すぐにまた更新が必要になります。仕方ないか。

とびらのページの導入ですが、まず、イラストを見て話し合います。
第1版のイラストではガラケーの携帯でしたが、第2版ではちゃんとスマホになっていますよ。

「新しいことば(新出語彙)」の確認

以下の語彙は説明を加えましょう。

  • スマートホン 「スマートフォン」のほうがよく使われるような…訂正しておいたほうがいいね。
  • 調査 類語は「リサーチ」、動詞は「調査する」(類語「調べる」)
  • これら それら、あれら
  • 高価な 値段が高い
  •  両親
  • 減る ⇔ 増える

新しい文型と表現

では、アナに協力いただきます。レリゴー。

V〔普通形〕ようなN

あ~すてき♡
ヨダレが出るわ、アナのドレス。

~ような

 

 アナが着ているようなドレスがほしいです。 

~ような

 

動詞の接続は普通形です。上のように状態の『~ているような』でもよいし、『映画の中で着ていたような~』と、過去の状態でも使えます。

 

うああ~。アナと雪の女王...いつか流行遅れになるような例文を作ってしまったー。
第3版が出版されたら、例文作り直さなきゃ。

 

Nばかり・Vてばかりいる

朝です。マンガ読んでます。

昼です。マンガ読んでます。

昼、ちょっとご飯食べて、

そのまま夜もマンガ読んでます。

 

 山田さんはマンガを読んでばかりいます。 

~ばかり

学生のときは、私もよく読んだ。戻りたい、あの頃に。

 

【~ばかり】は、「同じ物がたくさんある」、動詞の場合は「同じことを何度も繰り返してする」とい意味になり、否定的な印象を与えます。話し手が批判を述べるとき、また自身の場合では反省を述べるときなどに使われます。

 

ミラーさん、日本語勉強しなきゃ…

 YOUTUBEばかり見ています。 

これは名詞に接続する例ですね。

ばかり VS  だけ

ここでは、「ばかり」と「だけ」の違いを確認しておきましょう。

「ばかり」も「だけ」も『同じもの』があるということを表すのですが、「ばかり」はその『同じもの』が『たくさんある』という意味も含みます。

また、「ばかり」は動詞(~てばかり)にも使えますから、その場合は「同じもの」=「(いつも)同じことをする」という意味になります。この「(いつも)同じことをする」というのは、言い換えると「他のことを何もしない」、つまり「本当はすべきことを何もしない」と批判的に述べることになります。

次の例を見てみましょう。

  • 太郎くんはテレビ { ばかり/?だけ }見て勉強しない。
  • 父はお酒{ ばかり/?だけ }飲んで全然働かない。

※「テレビを見る」「お酒を飲む」→ 同じことを繰り返しているという意味で、批判的でもあるので、『ばかり』が自然。

 

  • 太郎君は犬の絵{ ばかり/だけ }描く。

※ 両方可能

Nを欲しがる・Vたがる・Vたがらない

「~が欲しい」「~たい」が話し手の願望を表すのに対し、「~を欲しがる」「~たがる」は第三者の願望になります。

 

サントスさん:「私、車が欲しい…」~がほしい

 

ミラーさん:「サントスさんの誕生日プレゼントは何がいいかな?」
Aさん:「サントスさんは車を欲しがってるよ」
ミラーさん:「いや、無理」

ほしがる

次。

パンケーキに、ハンバーガー…

 

当然よね。
山田さんは食べたがっています

~たがる

 

ミラーさん:「薬、飲みたくないなあ…」

 

サントス:「ミラーさん、風邪引いてるのに、薬を飲みたがらないんだよね。」

~たがらない

 

第三者の願望を表す、1)名詞、動詞の2)肯定・3)否定の3つの例文を順に確認しました。

 

一通り導入できたら、注意点(助詞の使い方)もチェックです。
「欲しい」は「~欲しい」ですが、「欲しがっている」は「~欲しがっている」になります。

ついVてしまう

サントスさん、お腹のポッコリ気にしてます。
「ダイエットしよ。」

でもケーキが目の前に…

 つい食べてしまいます。 

つい~てしまう

しょうがないよね。ああ、後悔...でも、サントスさんは悪くない。

「つい~てしまう」は無念、残念、後悔の気持ちを表す表現ですが、副詞の「つい」をつけることで無意識にしてしまうことになります。「そういうつもりじゃなかったんだけど...つい。」というように。「思わず」「うっかり」ということですね。

私の人生、「つい」と「後悔」の連続です。

 

Nのようだ・Nのように(V/A/Na)・N1のようなN2

他の物にたとえる「~ようです」です。

この表現は「みんなの日本語」中級Ⅰ、第1課の【読む・書く】部分の文法項目にありますので、こちらを参考にしてください。

 

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