【みんなの日本語・第6課の教案&イラスト】~で(場所)、~ませんか、~ましょう

「みんなの日本語」第6課の教え方(教案、導入イラスト、活動アイデア)を紹介します。

他動詞の導入後、ここでは助詞「で」(場所)、接続詞「それから」、「いっしょに~ませんか」(誘い、提案)、「~ましょう」を導入します。

 

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~は~をします

「名詞+を+します」(練習A2)

「勉強をします」「宿題をします」「研究をします」「スポーツをします」「サッカーをします」「カラオケをします」「ダンスをします」「ゲームをします」など

 

 カラオケをします 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

日本語を学ぶ学生はアニメ好きが多いのはご存知のとおりですが、アニメ好きの場合、カラオケも大好きです。みんなアニメの歌やJ-POPを上手に歌うんですよね。

新出語彙「カラオケをします」を導入した際は、ぜひ文化紹介としてカラオケの説明をしてください。カラオケとは「今世界で知られているカラオケは、空(カラ)とオーケストラ(オケ)という意味の、日本で生まれた娯楽」ですね。

 

そのあとは学習者の国のカラオケはどのようなものかを発表してもらうと良いですね。欧米のカラオケは日本のカラオケと全然違います。

インターネットで探せばカラオケの歴史も分かりますが、「みんなの日本語・中級」の読解に「カラオケの発明、特許」についての話があります。トリビア読解です。

 

疑問詞「何(なに)」

「何歳」「何階」「何時」「何で」など、何(なん)の発音では既に導入済みの疑問詞ですが、ここでは「何(なに)」の発音で初登場です。

 

 あした何をしますか 

日本語・第6課の教案とイラスト

疑問詞「何」の発音は続く文字の音によって異なります。

  • 「なん」 「何歳」、「何階」、「何の本」、「何ですか」など
  • 「なに」 上記以外の「何を」、「何も」「何」など

 

接続詞「それから」

日本語・第6課の教案とイラスト

 

 あした勉強します。それから、デパートへ行きます。 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

以下のような質問で、接続詞「それから」を使う練習をしましょう。

  • 日曜日、何をしますか。
  • きょうの午後、何をしますか。

 

質問を続けていると、例のごとく、導入前にも関わらず「何もしません」と答える空気を読めない学生がいます。準備していた導入が飛び越されてしまっても「そうですね~。『何もしません』は…」と笑顔で苛立つことなく、以下のイラストで改めて導入し、大人の対応をしましょう。

ここでのもう一つの注意点は、創造力の少ない学生です。「何もしません」しか言えない学生がいて、話が盛り上がりません。周りに話を合わせて嘘でもいいから何かやって!若いのに何で何もしないのよ、と言いそうになるのをいつも必死で我慢しています。

 

 

何も~ません

 何もしません 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

~で~ます

動作が行われる場所を示す助詞「で」の導入です。(練習A3)

 

 大学で勉強します 

日本語・第6課の教案とイラスト

 イタリアで買います 

日本語・第6課の教案とイラスト

 どこで買いますか 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

導入後の練習には、普段の買い物をする場所(スーパー)を聞く質問や、授業の時期に合わせて、母の日、父の日、クリスマスなど、プレゼントを買う場所を聞いたりしましょう。

 

場所を示す助詞のまとめ

ここで場所を示す助詞を少し復習しておきましょう。

  • 「へ」 行きます、来ます、帰ります、など(到着点、移動する方向)
  • 「で」 食べます、勉強します、寝ます、など(動作が行われる場所)

 

いっしょに~ませんか(練習A4)

「~ませんか」否定疑問文で、聞き手にその動作を一緒にするように勧誘する表現です。(練習A4 )

 

 ビールを飲みませんか 
 ええ、いいですね 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

  • 動詞の活用の形「ます形」の説明は未習だが、「~ませんか」に接続する動詞は「~ます」の形で終わることを確認しておく。(「~ませんか」は全ての他動詞と接続する。)
  • 否定疑問文で相手が断わることができるような誘いのため、話し手の意見を押し付ける印象はない。
  • 誘いを受ける場合の答え方の一つに「いいですね」(新出)がある。

 

いっしょに~ませんか

 いっしょにビールを飲みませんか 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

勧誘の表現「~ませんか」「いっしょに」といっしょに用いる場合がよくあります。

  • 余裕があるクラスでは、前課(第5課)で導入した助詞「と」(動作を一緒にする人)の応用として、「ミラーさんといっしょに東京へ行きます」(例)という言い方もできることを確認しておく。
  • 誘いを断わる表現も確認しておく。(「すみません。きょうは日本語を勉強します。」「ありがとうございます。でも、きょうはちょっと…」)

 

~ましょう(Let’s~)(練習A5)

文型「~ましょう」の導入です。(練習A5)

使い方は次の2通りです。

① 一緒に何かをしようという誘い(やわらかい指示を含む。)

② 誘いを受け入れるときの返事

 

 いっしょにビールを飲みませんか 
 ええ、飲みましょう 

日本語・第6課の教案とイラスト

 

  • 「~ましょう」は質問文ではなく、相手の気持ちを尋ねていない、話し手の意志が強く表れている表現である。
  • したがって、前述の「~ませんか」のほうが丁寧な誘いになる。
  • 教師が学生に言う「授業を始めましょう」は、授業を始めることを前提に述べる指示に近い形である。
  • 「~ませんか」の誘いを受け入れる返答に「~ましょう」を使うことができる。

 

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